中学時代に、V先生(ワイセツ教師→後のDV元オット)からグルーミング(手なずけ行為)の被害を受けた話を
と、続けて書いています。
中学生の時、V(後のDV元オット)の部屋には、数回、連れていかれた。
前投稿のように、結婚してからは、Vの自室に1回しか足を踏み入れた記憶が無いので、
中学時代に行った回数のほうが多いって、おかしな話だ。
Vの部屋のベッドについて
「初めて身体を触られた時(ある日、V先生の自宅に連れていかれた。→身体を触られた。)」は、部屋を入ってすぐのところにベッドがあった記憶なのだけれど、
部屋の奥の窓際にベッドが置かれていた時の記憶も、なんとなくある。
しっかりした造りの木製のベッドだった。
毎回、ベッドに腰掛けるよう促される。
「初めて身体を触られた時」に記述したように、Vに身体を触られることに対して自分の感情に蓋をしたからか、されるがままで、何も考えないようにしていた。
Vの部屋の様子
「初めて身体を触られた時(ある日、V先生の自宅に連れていかれた。→身体を触られた。)」は、明るい時間帯で、
部屋は普通に片付けられている感じでした。
が、
2回目以降に連れていかれた時は暗い時間帯が多かったです。
足の踏み場も無いくらい散らかっていて、少しビックリしました。
レコードのジャケットを渡されて音楽の薀蓄を語られた時(後述)は、物をかき分けて床に座った記憶です。
QuiksilverのTシャツ
Vの部屋に連れていかれると、
「(中学校の)制服、シワになったらアカンやろ」と、V所有のTシャツに着替えさせられた。
その都度、違うTシャツを着た記憶だけれど、
QuiksilverのTシャツは覚えている。
モスグリーンで少し分厚目のコットン生地。
当時、中学生だった私は、Tシャツのブランドなんて全く知らない。
Quiksilverのロゴが「波」に見えたので、
(V先生は、海が好きだからかなあ)と思った記憶。
これが、大学生くらいになると、友達ん家で長居する時など、
「ジャージ(スウェット)か何か、貸して〜」なんて言って着替えたりしてたけど。
(大体は、家から原付でブーと向かうので、最初っからスウェット着てることのほうが多かったと思うが)
でも、中学時代の私には、人ん家でくつろぐために着替えるという発想は無くて、
最初は「えっ」と固まった。
自分の身体よりも大きなサイズのTシャツを着るのは新鮮だった。
V先生との交際は、何もかも初めてのことばかりで、戸惑うことが多かったです。
それから12年後に結婚した時、
Vは、そのTシャツをまだ持っていたので、
(物持ち良いんだな〜)と私は思いました。
コルクボード
Vの部屋に有ったかどうかの記憶は無いのだけれど、
「コルクボードが好きだ」と言っていたと思う。
私が高校時代などに、コルクボードを見かける度に購入し、今でも2〜3枚持っているのは、
Vからの影響が多分にある。
結婚することになって、新居の台所だったかの床?タイル?を考えていた時、
Vが「コルクの柄が好きやねんけどなー」と言っていて、
(そういや、コルク柄が好きやって言ってたな)と思い出した。
クリップライトと調光器
外はもう暗かった。
でも、V先生は電灯を点けようとはしないんですよ。
普段の生活で、暗くなったら蛍光灯を点けるのが当たり前だと思っていた私には、すごく不思議だった。
でも、V先生と二人きりの時は、なぜか借りてきた猫のようにおとなしくなってしまうので、何も言えない。
(「V先生とのデートは。」にも記述)
Vは、クリップライトがお気に入りのようで、ベッド傍の本棚かカーテンレールか忘れたけれど、少し高いところに設置していた。
調光器を取り付けて、手元で明るさを調節できるようにしていた。
調光器=ライトコントローラー
これ、便利なんですよ。
寝る前に手元灯で読書する時など、光量を調節したり。
私は10年くらい前に購入しました。
↓ネットで検索すると、購入時と今、デザインが全く変わっていないことに少しビックリ。
上述のように、調光器というものを、当時(40年近く前)、私はVの部屋で初めて知りました。
似たような形状である「コンセントタイマー」は家のコタツに使っていたけれど。
↓昔は親戚や友達の家でよく見かけましたが、最近は見なくなりましたね(^^)
古いライトコントローラー
先日、ドライバーを探すために工具を入れている引き出しを漁っていたら、
こんなのを見つけました。
結婚してすぐの頃、オットが購入したか、または実家の自室から持ってきたか、のどちらかのものだと思われる。
だとしたら、30年近く前、もしくはそれ以上前の製品。
別居の時に私がうっかり持ってきてしまっていたのかー。
色が黄ばんでいるのは、おそらく、タバコのヤニだろう。
「ライトコントローラー PC-1」で検索しても、ヒットしませんでした。
バンホーテンのココア
話を戻します。
Vが、「そうや! ココア作ったるわ!」と言って、階下の台所へ降りていった。
クリップライトの灯りだけの暗い部屋の中、じっと一人で待ちます。
マグカップに入った温かいココアをいただいた。
やっぱり蛍光灯は点けず、クリップライトの光だけ。
Vは「旨いやろ?」と誇らしげ。
そして、ココアの作り方を語り始めた。
「小鍋に牛乳とココアの粉を入れて、泡立て器(ホイッパー)でかき混ぜながら火にかける。
ココアは、『バンホーテン』を使う。」
『バンホーテン』じゃなきゃ、ダメなんだって。
バンホーテンのサイトに、「おいしいココアの作り方」というページが有ります。
元オットの薀蓄よりも、本家のサイトを参考になさってください。
音楽についての薀蓄
Vの好きな音楽についても、いろいろと薀蓄を語られた。
まず、見せられたのは、ピンクフロイドのアルバム2点。
- おせっかい(Meddle)
「このジャケット、何の写真やと思う?」→耳と波紋
「これに入ってる『エコーズ(Echoes)』って曲が、すごいねん。23分もあって、B面まるまる1曲やねん。」
「これもすごいで」と見せられたのが、プリズムが描かれているジャケット。
この時、中学生の私は、曲よりもプリズムに興味を持ったので、理科室でプリズムの実物を見た時は嬉しかったなあ。
- 狂気(The Dark Side of the Moon)
それから、「RAINBOW GOBLINS」という曲。
(虹伝説 THE RAINBOW GOBLINS 高中正義さん)
V先生から、音楽カセットテープ(ダビングされたもの)を何本か貰った。
で、元オットの字だけれど、判別できなくて頭を抱えていたカセットテープの曲です。
判明した経緯は、Amebaブログに書いています。
ずっと、外国のアーティストの曲だと思っていました。
これは、本当に、すっごく素敵な曲。
イーグルスの「Hotel California」。
(Hotel California イーグルス)
Vによる蘊蓄・・・「この曲で使われているギターは普通のギターと違って『12弦ギター』やねん。世界でもトップクラスのギタリスト。」
高中正義さん「T-WAVE」
これも、高中正義さんのアルバム。
時系列ではもう少し先(私が高校生になってから)の話になりますが。
高校の時、部活動で歌ナシの音楽(90秒くらい)を用意しないといけなくて、V先生に相談したことがあるの。
- このアルバム中の「Manbo No.6」を使ったと思う。
先輩が気に入ってくれて、「この曲、私が使っていい?」って言われたような記憶もある。
(曲の途中で、「ウー!」って人の声が入っているのだけれど、その部分はカットしたのだったかなあ。忘れたや。) - 1曲目の「Early Bird」
目覚まし時計の音から始まるんです。
ウチの家(セキタ家)はラジオ派で、平日は朝から「おはようパーソナリティ道上洋三です」を時計代わりに聞きながら登校の支度をし、土曜日朝もABCラジオを聞いていました。
この頃(中学〜高校時代)、「土曜おはようワイド 文珍のおもしろラジオ」という番組が始まって、そのオープニング曲が、この目覚まし時計の音「Early Bird」だった記憶です。
検索してもヒットしなくて、「Good Morning Mr. Echo」(マーガレット・ホワイティングさん)がオープニング曲だったとツイートされている方がいらっしゃるので、私の記憶違いなのかなあ・・・。
Vの部屋のオーディオ機器
スピーカーは自分で作ったと言っていた。
低音がどーたらこーたらと、ここでも薀蓄を傾けていた。
今から思い返すと、Vは自分の知識をひけらかすのが大好きだったようだ。