V先生が着ていた手編みのセーター

Doubt 第1節 中学時代
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※アイキャッチ画像のアラン模様は、フリーニットパターン集 PATTERN STOCK さまの画像を使用させていただきました。



中学2年の秋頃の話を続けています。

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V先生が手編みのセーターを着ていた

部活動のこと/体育館を使えるのは週に2〜3回で述べたように、
私たちの部活が体育館を使えるのは、週に2~3回くらい。


体育館で準備している時に、V先生(後のDV元オット)が顔を出しに、やってきた。

アラン模様の生成りのセーターを着ていたので、「先生、それ、手編みやん。彼女からのプレゼント?」と私は聞いた。

私は、小学校低学年の時からかぎ針編み、小5から棒針編みをしていたので、手編みかどうかは見たら分かる。

私が子どもの頃は携帯ゲーム等は無く、マンガくらいしか娯楽が無かったので、編物やフェルトのマスコット作りが流行ったりしていました。

(大高輝美のコロコロ人形〜てるみの宝もの)

↑私が持っている本は、コレ。
当時のほとんどの女子は、この手作りマスコットを知っているはず。


(復刻新版 大高輝美のコロコロ人形)




閑話休題、話を戻します。

V先生は、一瞬、迷った様子を見せてから、「ねーちゃんから貰った。」と言うのです。
なーんか、嘘っぽいな、と私は思った。

先述(V先生(後の元オット)を除いて、担任教諭など私が関わった先生方は、とても良い先生でした。)の担任や隣のクラスの担任は、自分の彼女の存在を隠そうとはしていなかったので、V先生の発言がもし嘘なら、なんで嘘をつくんだろう? 冷やかされるのがイヤなのかなあ? 私は冷やかすようなことしないのに。等と考えた。


それでも、嘘でなくて、もし本当なのだとしたら、お姉さんから弟へ手編みのセーターをプレゼントするなんて、なんて美しい姉弟愛なのだろう~と、またもや私はうっとりと想像しました。


V先生は、ふだんはジャージが多かったです。
V先生含め、若手の先生方数人は、WAY OUTのトレーナーを着ていた。
私たちの学年担当の女性の若手先生も可愛らしいピンクのを着てらしたな。



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現時点からの考察

結婚した時に、義姉たちにセーターのことを聞いてみようかなと何度も考えたのだけれど、結局、聞かなかった。
ヤキモチを焼いてる等と誤解されてもイヤやしなあ、とか色々考えて。

でも、やっぱり、聞けば良かった~~。
出会った頃から「嘘つき」かどうか、はっきりするし。

あの、一瞬、固まった様子から感じ取った私のモヤモヤは何だったのか、はっきりさせてスッキリしたかったなー。

いや、離婚裁判で嘘吐きまくってるし、大法螺吹きなのは間違いないのだけれど!


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