専門家に相談すべし②(情報を集める)

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専門家に相談すべし①からの続きです。

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私がオットからのDV被害を他者に相談した時の経緯2

離婚を決意してから約3週間後、私が母子3人で生活する為の賃貸物件を探そうとしていたら、急にオットが、「1~2ヶ月以内に、オレが一人で出ていく。」と言います。

DVリーフレット、離婚について書かれた本

その数日後、私はDVリーフレットを目にして、自分たち夫婦はDVに該当するのかもしれないと気づきます。

同じ頃、友人が『離婚と慰謝料』という本を貸してくれました。その友人の夫のお姉さんが離婚された時に、役に立った本だと。
この本を読んで、早速、役所へ行き、離婚届の不受理申出を提出しておきました。念のため。

これは、離婚届を勝手に提出されてしまうのを防ぐ制度です。

本を読んだおかげで、知ることができました。

(インターネットが普及している現在なら、離婚関連のサイトも充実し、知識が比較的容易に得られますので、とにかく、情報を集めることをお勧めします!

オットやオット側の親族が、私たち夫婦の離婚届を私の合意なく提出する可能性は無きにしもあらず。

子ども達の親権を強引に奪われることだけは防がねば!!

(※ 離婚届を勝手に提出することは、犯罪です。

役所へ行ったのは、DVリーフレットを手にした次の日のことでした。

インターネットでDVについて調べる

上述のように役所へ行った後は、パソコンでDVについて調べ続けました。

この時、参考になったサイト


「ファースト・ステップ」さんの当時(私が頻繁に閲覧していた頃)のサイトは廃止になっているようで、今はFacebookがメインのようです。

女綱(なづな)さんのサイトはパソコン版のWebサイトなので、スマホでは見難いかも。
(当時(約20年前)は、Yahoo!ジオシティーズで公開されていました。
ワタシ的には、あの頃と変わらないままの形で公開されていることが懐かしくて嬉しいです。)

当時、食い入るように、むさぼり読みました。
「リンク」で紹介されている、個人のサイトは閲覧できなくなっているものも多くて、残念です(>_<)
個人サイトの掲示板など、私はリードオンリーでしたが、DV地獄から生還された先輩サバイバーさん方が書き込んでらっしゃるのを読んで、勇気をもらっていました。

とにかく、めちゃめちゃ良いサイトで、すごく分かりやすいです。
「DV・デートDVとは」の項目は、必見です。


ちなみに、私のパソコンのWebブラウザで、DV関連のブックマーク(約20年前)は、こんな感じ。
古過ぎて、ほとんど閲覧不可です。

当時のブックマーク画像

上記の本の詳細

上述の、『離婚と慰謝料』という本は、コレです。

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↑この画像の本は2016年発売の改訂版で、私が読んだのは古いバージョンのものです。
今は、インターネットのWebサイトで、離婚関連についてもたくさんの情報が得られますが、離婚を考えている方はこの本も一読されてみても良いと思います。(図書館で借りられるはずです。)

当時の私の「日々の記録」を見ると、本の内容と感想が少し書かれてあります。
コレ↓

昼休み、◯◯ちゃんから送ってもらった本『離婚と慰謝料』をぱらぱらと見ていたら、
3 とりあえず別居期間を置いてみる(p20)の冒頭部で、
「別居したというと、決定的破局! すわ離婚! と結びつける風潮があります。・・・」
「気まずくなった夫婦が顔をつき合わせていますと、感情的対立はいっそう激しくなります。気持ちを和らげ整理する機会をもつための「冷却期間」、衝動的な軽率な離婚にならないための「熟慮期間」としての別居です。・・・」とある。

そして、また、「家庭裁判所における夫婦関係調停事件においても、「別居調停」というかたちがあるのも、後悔しないための離婚、夫婦関係円満調整のために効果が認められるからでしょう。・・・」と続く。

「別居=離婚」と考える主人は、ほんとうに頭がカタイな、と、この本を読んで思った。

別居を提案した段階では、私は「離婚」のことは考えてなくて、「別居」のことしか頭に無かったのに。

離婚前の冷却期間について思うこと

現在の私からすると、DVは「逃げる」一択なのですが、世の中には反省して更生する加害者もいるみたいなので、まずは別居して離れて、冷却期間を設けるのは適切な手段だと思います。

もし、復縁して同居することを考えるにしても、冷却期間は年単位で!
その間に、被害者側もカウンセリングを受けて、自分の被害をしっかり認識し、本来の自分を取り戻すよう努めることができるし。
最終的に復縁するかどうかを決めるのは、加害者ではなく、被害者のペースで!!

もう一度書きますが、ワタシ的には「逃げる」一択です。
元オットに良心や誠意のかけらも見られなかったからです。
加害者の中にも程度が軽く、更生の余地が有る人もいるのかもしれません。
当事者である被害者には、それを判断するのは難しいので、専門家であるカウンセラーさん等に相談して一緒に熟考するのが良いと思います。

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DV関連の書籍紹介

DV関連の本を1冊紹介しておきます。

(弁護士が説くDV解決マニュアル 改訂版)


私が持っているのは、改訂前のもの(2005年出版)です。




記事を分割しています。
専門家に相談すべし③(自治体の相談室)、につづく・・・。


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