実際に被害に遭っている場合、専門家に相談すべきです。
公的な相談機関
DV被害
- DV被害の場合は、内閣府の男女共同参画局
~~DV相談+(プラス)についてのサイト
~~DV相談ナビ(#8008)についてのサイト
性被害
- 性被害の場合は、内閣府の男女共同参画局、または警察庁
~~性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センター(#8891)一覧
~~性犯罪被害相談電話「#8103」についてのサイト
いじめ・虐待など、子どもの相談窓口
- いじめ(暴行罪・傷害罪)や虐待などの場合は、文部科学省
~~子供のSOSの相談窓口
私がオットからのDV被害を他者に相談した時の経緯1
以下、私の体験を時系列順に記述します。
少し詳細に書くので、長くなります。
友人たち
「DVの被害者は、被害について打ち明けられない。」で述べましたが、
私の場合、ガラス戸破壊事件が起きて、やっとこさ、友人たちに、オットの暴力のことを打ち明けることができるようになり、少し心強く感じました。
精神科医と心理学教授
ガラス戸破壊事件から3ヶ月後、職場の保健管理センターの精神科医と心理学の先生、このお二人に、オットとの生活に怯えていることを相談できました。
ここで、やっと、離婚を意識し始めるのですが、「まだ離婚までは全く考えられない」と記録しています。
(「日々の記録」をつけていたほうが良いと、友人や従姉から勧められ、この頃から記録を書いて残しています。)
弁護士
とりあえず、友人が紹介してくれた弁護士さんを二人、訪ねました。
当時(約20年前)はDVが世間にあまり周知されていなかったからか、離婚に詳しい先生方ではなかったからか、弁護士さんたちの話は、離婚についての一般的な説明でした。
「『お酒を飲むたびに暴力を振るう、とか、子どもに暴力を振るう』くらいじゃないと、(離婚の)争点にならない。」と仰る。
私が、「主人は私が玄関に鍵をかけたせいで、自分が大怪我をした(ガラス戸破壊事件)と思っているんですけど、その点で、主人から慰謝料を請求されたりしないでしょうか?」と尋ねると、弁護士さんは笑って「ご主人、自分でやったんでしょ?」と。「でも、私が鍵をかけたんです。」と言うと、「それでも、普通の人は、そんなことしませんよ。」と仰いました。
・・・そうだよねー。やっぱ、オットがオカシイよね。
それにしても、私の質問が、DV被害者の典型で「自分が悪いからオットが暴れる」と洗脳されているのが、よく現れている。
従姉
保健管理センターの精神科医と心理学の先生、お二人が「ご主人が、(私の)体調不良の原因であるのは間違いない。」と仰ってくださったので、私は、まだ離婚までは考えられなくても、ひとまずオットと離れて生活したいと思い、別居を提案することにしました。
私の従姉(私の4歳年上)とその夫さんに来てもらって、オットと話し合いました。
私は、「自分の鬱症状を治したいので、とりあえず別居してほしい、私と子ども達二人で過ごしたい。離婚するかどうかは、まだ考えていない。」と自分の意見を伝えました。
オットは、「自分(オット)は手のリハビリに、ミヤコ(私)は心の病気を、同じ家で一緒に治していきたい。」と言う。
そして、「お前は、精神科の先生の言うことは、そのまま鵜呑みに出来るんか?精神科の先生が患者の味方をするのは当たり前やろ!」と吐き捨てる。
私の「とりあえず別居」案が気に入らないようで、「別居するなら離婚の話を進めよう。オマエが出て行け。」の一点張り。
せっかく従姉夫婦に来てもらったのに、オットは自分の方が10歳以上も年上だからか、私の意見に耳を傾けようともせず、頑とした強い態度で、「別居するなら、離婚」を繰り返す。
(というか、48歳のオッサンが駄々っ子のような態度)
この数日後(=保健管理センターの精神科医に相談してから約10日後)、「自分で自分の利き手を失うような行為をする人と一緒にいたら、私の精神に異常をきたすのは当然だ!」と、自分で確信し、離婚に向けて動き始めます。
長くなるので、記事を分割します。
専門家に相談すべし②(情報を集める)、につづく・・・。