中学時代にV先生(後のDV元オット)から手懐け行為(グルーミング)を受けていた様子を書き続けます。
「V先生(後の元オット)とのデートは。」に記したように、山中の道路の脇道、波止場、墓地などに車で連れていかれてたのですが。
車の中で、顔や口、首などをちゅぱちゅぱ(※)ベロベロされたり身体を触られたり。
※
ほんまに、ちゅぱちゅぱ、って音を立てるんです。
ファーストキスはレモン味って、ほんまなん?にも記述したように、
少女漫画で描かれるのはバードキス。
「チュッ」って。
当時の私は、それを擬態語だと思っていた。
しかし、Vのそれは、擬音語だった!
どうやら、その都度、吸っている様子だった。
私にとっては初めてのことばかりで、びっくりすることが多くて。
というか、混乱しまくっていた。
大人のキスは、そういうもんなのかなと、
自分で無理矢理、納得しようとしていました。
ホテルに連れていかれた
V先生のクルマに乗ると山へ向かったので、いつものドライブかと思っていたら、山中にあるホテル群のうちの1軒の建物に入っていきました。
「休憩○◯円、フリータイム◯◯円」などという看板があるホテルです。
建物の1階が駐車場になっていて、ゴム製っぽいビラビラのカーテンみたいなのをくぐって駐車場に入ります。
車のナンバープレートを隠すための板みたいなものが壁に立てかけられています。
中学生の私は、そういったホテルの存在を何となくは知っていたけれど(V先生との山中でのドライブで、ホテルが並んでいる道路を通ったりしていましたし)、自分自身が中に入るとは思ってもいなかったです。
だって、中学生だもの!
混乱してフリーズ
ホテルに初めて連れていかれ、私は混乱して頭がぼーーっとしていたのだと思う。
いったい何が起こるのか何も起こらないのか。
怖くて身体が固くなった。
おそらく、車を降りるよう促され、手を引かれて入室したのだろう。
覚えているのは、ソファの上で体操座りをして、ずっと、うずくまっていたこと。
ずーーっと、うずくまっていた。
V(後のDV元オット)はベッドに寝転んで、「こっちに来いや」と言ってきたが、それでも、私はずっとソファにうずくまっていた。
しばらくして、Vは、
「二人で静かにゆっくりできる所に来ただけやねんけどなー」と言った。
混乱していたからか当時の記憶は曖昧だけれど、Vのこの発言は、はっきり覚えている。
もちろん一字一句とまでは断言できないけれど、こういった内容の発言であったこと、これを聞いて下記のように、Vに対する罪悪感を抱いたことは間違いないです。
罪悪感を抱く
「二人で静かにゆっくりできる所に来ただけやねんけどなー。」
Vの発したこの言葉を聞いて、?と少し疑問(※)に感じたけれど、
(ああ、そうなのか。それならば、わざわざお金を払って連れてきてくれたのだから、固まったままでは悪いな。)
と、停止していた私の思考が動き始めた。
※疑問というか、「違和感」、かなあ。
当時は混乱していたし、中学生だったからか、Vの発言を聞いた時に感じたことを「言葉」にすることはできなかった。
今、考察すると、おそらく、(あれ? そんな対応?)って感じたのだと思う。
中学生の私としては、混乱した自分をきちんとなだめて解(ほぐ)してほしかったのだと思う。
「こんなところに連れてきて悪かった」というような誠意ある謝罪の言葉をかけてほしかったのかもしれない。
とにかく、(うずくまったままでは、せっかく連れてきてくれたV先生に悪いな)という思考に、すぐに至ったわけでは無かったのだけれど、中学生の私には「先生」の言う言葉は正しいので、この状態のままでは私が悪いんじゃないかという方向に考えが向いたのです。
↑
現在の視点から、ツッコませていただこう!
「相手に罪悪感を感じさせて自分を正当化する」ような発言、V(後のDV元オット)の十八番。
自分で意図して言っているのか無自覚なのか。
まさに、「息を吐くように」という感じ。
いや・・・、中学生をホテルに連れ込むこと自体がアウトやろ。
正当化すんなよ。
私が謝る
結局、(私がうずくまったままでは先生に悪い)と思った私は、先生の傍に近寄り、「ごめんなさい」と謝りました。
あとは、いつも(車の中やVの自室)のように口の中に舌をベロベロ入れられて、下着の中に手を入れられ、でも、処女を奪われることは無く。
何度も連れていかれて
その後も何度も連れていかれて、そういう類のホテルのシステムが何となく分かってきた。
→いや、中学生がそのテのホテルのシステムを理解するって、おかしいやろ。
ホテルの入口に部屋を選ぶパネルが有って、部屋の写真・金額などが表示されている。
部屋を選んでボタンを押すと、自動販売機みたいに鍵が出てきた記憶。
Vは、いつも、安価な部屋を選んでいた。
安い部屋が使用中で選べない時は、数軒離れた別のホテルに移動した。
私は、(どうして、すぐ隣りのホテルじゃないのかなあ。自分の「行きつけ」みたいなホテルが有るのかなあ。)などと思っていたけれど、口にはしなかった。
なんにせよ、Vは、ホテルに行くのに「慣れてる」って感じだった。
車から直接個室に入るホテルもあった。←検索してみた。モーテルタイプと言うらしい。
このモーテルタイプでは、カプセルみたいなので、お金を払う。←検索してみた。エアシューター(気送管)というものらしい。
初めて見るものばかりだった。
レンタルスペース
基本的には、人の少ない所での逢引だったけれど、たまーに(中学時代では2~3回くらい?)、繁華街を歩いたことがあって、
そこで、レンタルスペース?レンタルルーム?と書かれた場所に連れていかれそうになった。
中学生の私には、何やら怪しげな聞き慣れない単語で、どんな場所なのか全く分からないし、少し古いビルで、エレベータで上りながら、
(なんか、怖い。)
と感じて、エレベータの中でギュッと身体を強ばらせていたことを今も覚えている。
(私にとっては)幸い、満室だったようで、心底ホッとしたことも覚えている。
どんな場所なのか、今でも知らない。
現在の視点からの考察
「ある日、V先生の自宅に連れていかれた。→身体を触られた。」以来、二人で会うと身体を触られまくったわけですが、上述したように、処女を奪われる行為はありませんでした。
当時は、私は、(大人の男性と交際しているのだから、こういうものなのだ)と思い込もうと、いや、深く考えないようにしていました。
初めての男女交際で、相手を思い遣ることに注力していました。
(私のことを好きだと言ってくれる。私のことを大切に思ってくれているのだ。)と信じようとしていたけれど、
自分に無理やり思い込ませていたような。
純粋に「信じていた」のではなく、「信じようとしていた。」
だって、やっぱり、おかしいじゃん。
エエ年した大人が中学2年生のメガネブスを相手にするなんて。
でも、(そんなふうに、人の気持ちを疑っちゃダメだ!)って思ったりして、
だから、「信じよう!」ってなる。
中学を卒業してから10歳代後半の頃、
(やっぱり、弄ばれていたのかなあ)と思いつつ、それを自分で認めてしまうと、自分が情けなくなってしまうので、
(いやいや、弄ばれていたのかもしれないけれど、大切には思ってくれていたよ)などと自分で自分に言い聞かせ。
・・・自分のお人好しさが嫌になる。
今、改めて考えてみると。
当時、Vは、27~28歳。新任1年目。
13歳女子の身体を触り、女子が緊張して硬くなっている様子に興奮していたのかなあ。
マジやべぇヤツだ。。。
概要にも記したように、私が高校・大学に入ってから、Vが中高生女子と二人で居るのを数回見かけた。
彼女たちも犠牲になったのだろうなあ。
キモチワルイ。
凍りつき反応(freeze response)についての参考記事(外部リンク)
私のケースは、グルーミング(手なずけ行為)からの性犯罪被害なので、
強制わいせつ被害等の際に起こる「凍りつき反応(freeze response)」とは少し違うかもしれませんが、
混乱して固まってしまい思考できなくなったところは当てはまるかな、と思います。